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企業は事業活動を行い、税金や配当金を支払った後の利益を蓄積しています。その蓄積のことを内部留保と言います。内部留保は大きな金額となると言われてますが、実際に企業は内部留保を現金として保有しているわけではなく投資などに用います。そうした内部留保を現金化して再度、人件費などに充てるということは少ないと言われます。

企業の内部留保とは何か?内部留保と現金化について知ろう

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企業の内部留保とは何なのか?どれくらいの金額?

内部留保は、企業が得た利益の総額から、投資を行った人への配当金などを差し引いた金額のことを言います。

経営という点から利益分配へ会社の内部留保と現金化の関連性とは

企業はこれまでに得た利益の中から、法人税を支払って、投資を行ってもらった人々へ利益分配を行っています。

そうしたものを支払った後の残りの利益の累計のことを内部留保と言います。

そして、日本の企業がもつこの内部留保は300兆円とも言われており、内部留保は様々な出来事などに対応するための未来の備えとして考えているということです。

内部留保があるからと言って現金があるわけではない

企業はこれまで得た利益の中から法人税を支払って、投資家たちへの配当を支払った後の利益の累計である内部留保を有しているとされています。

この内部留保はとても大きな金額になると見積もられています。

しかし、この点については誤解もあるともされ、内部留保がすなわち現金の保有となっているわけではないとも考えられているのです。

内部留保は企業が過去に得た利益の累計額ということであるため、それは現金ではないかといった指摘もあると言えますが、そうではなく、企業はその金額を現金という形で保有しているわけではないのです。

というのは、企業は投資を行い、将来に向けて成長を目指して企業活動を行うという性質をもっています。

そのため、内部留保を現金で持ち、こうしたお金で投資を行っていないという企業の方が逆に少ないだろうということなのです。

つまり、内部留保があるからと言って、余剰資金として現金がそれだけ存在しているというわけではないということです。

企業は内部留保で未来の競争力を維持するための投資を行う

企業の内部留保についてこれから具体的な数字の例を挙げてご説明してみましょう。

ある会社が1億円の元手と3億円を借り入れて企業活動を始めたとしましょう。

そして、その後10年で9億円の利益を得たという場合を考えます。

このばあい、内部留保で何も投資しなければ資産は13億円となり、それがすべて現金であれば現金が13億円になります。

最初に借り入れを行っているので、その借り入れ金の3億円を返せば、現金は最初にあったお金と利益の合計の10億円になるでしょう。

けれども、多くの会社ではその10億円の中から、さらに将来の企業活動を行うのに必要な投資を行っているでしょう。

例えば、6億円で海外に支店を開設したり、現地工場を建設したりというように投資を行うのです。

土地や建物を購入したり、商品を購入したり、他社の株式を取得したりといったように、投資形態は多様と言えますが、将来の競争力を懸命に維持しようと努め、そのまま現金で保有しているところは少ないでしょう。

内部留保を取り崩すというのは難しいと言われている

内部留保は企業がこれまでに蓄積してきた利益の累計額になります。

企業の内部留保とは何か?内部留保と現金化について知ろう

そして、企業はこの内部留保を法人税や投資家への配当を払った後に蓄え、投資などにまわしているとされ、こうした内部留保を雇用のために利用できないのかと言う意見などもありますが、その点については消極的と言われているのです。

つまり、大企業や財界では、内部留保を雇用のために取り崩すことは難しいといった姿勢が採られているのです。

企業の貸借対照表では、内部留保は利益剰余金を指していると言われていますが、これは会計上の概念であり、その金額が現金として存在しているわけではないということなのです。

したがって、貸借対照表で10億円の内部保留が示されているから現金として保有されているということは誤解と言われているのです。
では、こうした内部留保を現金にすればいいのではないかと言った意見などがあります。

そこで、次にこの点についてご説明しましょう。

経営的な視点から考える内部留保と現金化について

内部留保を現金として取り崩し、賃金などの雇用維持にまわすことが提案されています。

この点については、多くの企業経営人陣の考え方として、内部留保はそもそも賃金に回すためのお金ではないといった考え方があると言われています。

企業における利益は売上高から仕入れの額を引き、そして人件費や減価償却費を引いて求められます。

つまり内部留保の元となる最終的な利益は、会計的には人件費などを引いた残りのお金ということです。

経営側として、余っている内部留保を現金化した上で、賃金などに再び充当させるという概念が存在しないと言われているのです。

原則論として、経営者がそうした判断を行うことはあり得ないということなのです。

こうした点から、内部留保と現金化ということについては経営的な視点では行われない可能性の方が多いということと言えるでしょう。

理論的には内部留保と現金化は実現可能に思われると言えますが、現実的な視点から考えると、経営判断の上で、内部留保を現金化し、再び経費に充てるという経営判断は行われにくいということなのです。

そのため、内部留保は企業経営の未来を考えて、投資などの形で利用されるということが多いと言えます。

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